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あさかぜ (列車)

あさかぜとは、旧日本国有鉄道(国鉄)、のちにJRが東京駅 - 博多駅または下関駅間を東海道・山陽・鹿児島本線経由で運行していた寝台特急列車。

元来は、国鉄が1956年から主に東京駅 - 博多駅間を運行していた列車で、数多いブルートレインの先駆けとして、また東海道・山陽・九州線の代表格列車の一つとして知られた。

しかし、JR分社化以後に同区間運行列車を受け継いだ東日本旅客鉄道(JR東日本)が1994年(平成6年)12月2日に定期運転を終了し、2000年(平成12年)12月の運転を最後に臨時列車としても運行を終了、それ以降は西日本旅客鉄道(JR西日本)担当の東京駅 - 下関駅間の列車が2005年まで存続した。

東京と博多を結ぶ夜行特急列車として1956年に登場。冷暖房完備の新造車両である20系客車が投入された1960年代には、国鉄を代表する花形列車として人気を集め、「東洋一の動くホテル」と呼ばれた。なお、この当時には一等寝台車→A寝台の割合が高かったこの当時の編成上の豪華さから殿様列車・殿様あさかぜと通称される列車が設定され、他の東海道・山陽・九州線の寝台特急列車との差違があったとも言われる。

また、運行前の仮称として「九州特急」の名称が与えられ、設定に際して関西圏を事実上無視し、東京対九州とを直通させる列車ダイヤの設定を行った。このことは、以降の同様な直通列車の設定に大きな影響があったとされる。

だが、1970年代(昭和50年代)以降の国鉄運賃・料金の大幅な値上げや、昼行移動手段でとして同じ国鉄→JRでありながら高速化が進んだ東海道・山陽新幹線や、完全な競合である航空機、さらに1990年代以降やはり完全な競合である高速バスに利用者が奪われ、しかも、車両の老朽化も重なってブルートレインなど長距離夜行列車全体の利用客が減少したため、博多発着列車を先に廃止する本数削減を行い存続を図ったが、最後まで残った下関発着の1往復も2005年2月28日発の列車を以て廃止された。
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なお、2007年(平成19年)10月14日に開館したさいたま市大宮区にある鉄道博物館に「日本最初のブルートレイン」としてナハネフ22形式B寝台緩急車を展示するにあたり、最初に用いたことことから「あさかぜ形客車」の別称もある「あさかぜ」のネームプレートを表記して展示されている。

ちなみに、最後まで残った「あさかぜ」は東京駅 - 下関駅間であり、これはそれ以前の急行列車の格上げともされている事もあり、本稿の沿革では東京駅 - 広島駅・博多駅間を運行した急行列車についても言及する。

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2009年03月20日 12:58に投稿されたエントリーのページです。

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